途中からしか見ていないのですが、法廷のシーンがあまりにも酷すぎて逆に笑えてしまいました。

途中からなので、被告人質問・検察の隠し玉証人尋問・その前のおばさん証人尋問だけなのですが、まずおばさん証人尋問の酷さといったら…

おばさん証人、しゃべるしゃべる。勝手にしゃべるしゃべるw
そして被告人に掴みかかろうとするw
ソレに対して被告人も立ち上がって、言葉をかける。
検察官は被告人に対して「認めるんですか!」と発言する。
・・・ヲイ、誰のターンなんだよ、これwそして裁判長は、制止しろよw
ついでに検察官役クソすぎ。証人尋問で被告人の不規則発言に対して「認めるんですか!」は無いだろ。
見た途端に「ナンジャコリャー」でした。

そして場面変わって検察官2人が打ち合わせ中
検察官A「重要証人が居ます。先日尋ねてきて、正直に話してくれると(ry」
検察官B「大した隠し玉を(ry」
…ヲイマテ
裁判員裁判ですよね?公判前整理手続やってますよね?公判前整理手続で争点と証拠の整理やってますよね?証人請求していなかったんですか?していたなら隠し玉じゃないし、していなかったなら公判前整理手続でやむを得ない事由で請求することができなかったという要件必要なんですけど、そんな理由ないですよね?
これはきっと別の国なんだ、きっとそうなんだ。

さて、場面変わってその隠し玉証人尋問。
検察官の思い通りの供述を…しない。
それに対して検察官、露骨に感情的になって、誘導尋問を繰り返すw
挙句異議はでるw
pgr
それだったら検面調書証拠請求しろよ、と。いや、そもそも書証で請求してあるだろ、普通。
それともアレですか。検面調書無いんですか。
重要証人なのに。
ありえないだろ・・・。

そして場面変わって検察の公判部長の部屋
頭を下げる検察官A
次の期日での指示を出す部長
部長「弁護側が御涙頂戴ストーリーで来ているが、金が必要だったという動機にもなる。そこの矛盾を突け。」
・・・あれ、次被告人質問ですよね。
自白させることができるならともかく、矛盾を突いても被告人が信用できないだけですよね?
被告人が信用できないから有罪って、法曹の間では刑事裁判の自殺とまで言われているカス理論なんですが。そもそも被告人質問の前で検察官立証って終わっているはずで、自白でもない限り相当厳しいと思うんですが。
まぁ、それは置いておくとして。
部長「人選を誤ったか(ry」
いや、人選もともかく
そもそも公判に耐えうる証拠足りてなくね?

まぁ
ドラマだし、いっか。

被告人質問も酷かったですが、他に比べればまぁいいかな、と言った感じ。

裁判員裁判だから、被告人を弁護人の席に座らせるような配慮とかをしている裁判所もあるはずなんですが、普通の刑事裁判のように両側看守だったりしてましたが、まぁ、他に比べればかなり些細な事ですね。

判決は・・・まぁ予想通り。
しかし、主文から読みますか。
死刑と無罪のときは、理由から読む裁判長が多いと聞きます。主文からという方もいらっしゃるとは思いますが。

総じて言えば
  検察官が酷すぎる。
途中からしか見ていませんが、恐らく公判に耐えうる証拠がない。
裁判員裁判を想定しているとはいえ、検面調書も出てこないとは・・・。
ぶっちゃけ、起訴決裁下りているとは思えないほどのグダグダ。

ドラマのストーリーは面白くありませんでしたが、あまりにも酷い描写に最後まで見てしまいました。

最後に、「この(ryはフィクションです」とお決まりの文字がでていましたけど

「フィクションっていうより、ファンタジーだよね、これ」と突っ込みを入れてしまいました・・・。

コメント

nophoto
Zahir
2014年6月25日4:19

AFAIC thta’s the best answer so far!